手掌多汗症について

名前のとおり、手のひらに汗を沢山かく病気です。気になる方は一度ご相談ください。


どんな手術をするんですか?

交感神経幹という神経の束が胸の中を脊椎に沿って走っています。この交感神経幹(および交感神経節)の一部を焼く、または切除する手術を行います。交感神経は緊張したときなどに働く自律神経であり、この機能が亢進すると手掌多汗症になります。当科では3mm程の傷2ヶ所で、細い胸腔鏡を用いて手術を行っています。わきの下の小さな傷のため目立ちません。この手術を行うと、反対側の手の発汗が代償的に多くなります(代償性発汗)。また両側に行った場合は背中や足に代償性発汗をおこします。



術後合併症について

術後合併症を起こすことは非常に少ないですが、文献報告上下記の合併症があります。

感染
出血
肺炎
背部痛
皮膚知覚違和感
胸水
気胸
ホルネル症候群
(まぶたが下がる、縮瞳などの症状が出現します。
頭側の神経幹が障害されるとホルネル症候群になることがあります。)
など

 


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